各機能のご紹介
Bluetooth®による手軽で高音質な音源再生
前面に配置されたアンテナを介して、パソコンやスマートホンなど様々なBluetooth®対応機器からの音楽ファイル再生が可能です。再生できるファイルも送信機器側に依存しますので、iTunesやWindows Media Player、スマートホン用プレーヤーなど再生アプリケーションで再生が可能であれば、どのようなファイル形式でも再生できます。また、再生速度可変が可能なスマートホンアプリを活用すれば、ダンスなどの用途において再生速度を自在に変更することができます。
Bluetooth®再生の場合ワイヤレス接続となりますので、持ち込まれた音源の再生においても新規結線を必要とせず、スピーディに再生を行うことができます。
※送信側の再生ソフトがBluetooth®送信に対応している必要があります。
デバイスセレクト機能搭載、使用する送信機器を予め登録し素早い切り換えが可能
Bluetooth®再生には送信機器とのペアリング設定が必要で、通常1対1でのペアリングのみとなりますが、『CD-200BT』では最大8台までのペアリング設定を登録することが可能。また『CD-200BT』側からペアリングする機器を切り換えることができるデバイスセレクト機能搭載。予め使用する機器を登録しておけば、不慮の接続遮断時もスムーズに他の送信機器に切り換えて再生を行うことが可能です。
加えて、現在音楽を再生している送信機器名をディスプレーに表示することができるので、接続状況を本体のみで確認することが可能です。
※再生可能な機器は常に1台のみとなります。
※表示される送信機器名は送信機器側で設定された名前が表示されます。
※切り換えを行う際、送信機器を接続待機状態にしておく必要があります。
Qualcomm® aptX™コーデック対応、高音質再生
Bluetooth®通信では用途に応じて様々なプロファイルが使用されています。『CD-200BT』では、高音質音楽再生用のA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応し、A2DPの標準コーデックであるSBC(Sub Band CODEC)に対応しています。 加えてQualcomm® aptX™コーデックにも対応しており、送信機器側がQualcomm® aptX™に対応していれば高音質のワイヤレス再生が可能です。Qualcomm® aptX™コーデックはエラー回復機能を持っているため、従来のSBCによる通信よりも音が途切れにくくなっています。
Bluetooth®による音楽再生について
『CD-200BT』で採用しているワイヤレス通信技術Bluetooth®通信では、様々な技術により安定した通信が確立されています。例えば、Bluetooth®通信では2.4GHz帯でのワイヤレス通信となりますが、周波数ホッピングと呼ばれる技術が使われています。これは、送信側、受信側双方で使用する周波数を高速で切り換えることにより、使用する周波数にノイズや妨害電波があった場合でもその周波数を使用する時間がごくわずかであるため、ノイズの影響を最小限に抑え安定した接続を継続することができるようになっています。Bluetooth®はアメリカに本部を持つ学会であるIEEEにて規格化されており、規格名はIEEE802.15.1となっています。
仕様
使用メディア | CD、CD-ROM、CD-R、CD-RW(12cm/8cm) |
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オーディオCD | CD-DA |
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データCD(CD-ROM) | ISO9660 LEVEL 1 / 2、JOLIET、ROMEO |
・CD-DA
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
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量子化ビット数 | 16ビット |
チャンネル数 | 2チャンネル |
サンプリング周波数 | 8k / 16k / 32k / 11.025k / 22.05k / 44.1k / 12k / 24k / 48k Hz |
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量子化ビット数 | 16ビット |
サンプリング周波数 | 32k / 44.1k / 48 kHz |
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ビットレート | 32kbps~384kbps |
サンプリング周波数 | 32k / 44.1k / 48k Hz |
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ビットレート | 32kbps~320kbps、VBR再生対応 ※VBRで作成されたMP3ファイルはフォーマット上の制約により正確な位置検出ができないため、一時停止や早送り/早戻しサーチにおいて設定時のポイントと再生を開始するポイントで若干のズレが生じることがあります。 |
コネクター | 3.5mm(1/8")ステレオミニジャック |
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入力インピーダンス | 22kΩ |
規定入力レベル | -20dBV |
最大入力レベル | -4dBV |
コネクター | RCAピンジャック |
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出力インピーダンス | 200Ω |
規定出力レベル | -10dBV(0.32Vms) |
最大出力レベル | +6dBV(2.0Vms) |
・COAXIAL
コネクター | RCAピンジャック |
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出力インピーダンス | 75Ω |
フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
コネクター | TOS(JEITA RC-5720C) |
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フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
バージョン | 3.0 |
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出力クラス | Class 2 |
見通し通信距離 | 約10m ※通信距離は目安です。周囲の環境や電波状況により通信距離は変わる場合があります。 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP |
対応A2DPコーデック | SBC、AAC、Qualcomm® aptX™ |
対応A2DPコンテンツ保護 | SCMS-T |
コネクター | 6.3mm(1/4")ステレオ標準ジャック |
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最大出力レベル | 20mW+20mW以上(THD+N 0.1%、32Ω負荷時) |
電源 | AC100V、50/60Hz |
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消費電力 | 8W |
外形寸法 | 481(幅) × 94.5(高さ) × 298(奥行き)mm |
質量 | 4.5kg |
動作温度 | 5~35˚C |
設置時傾斜 | 5度以内 |
バックアップ項目 | 電源をオフにしても以下の設定をバックアップします。 時間/タイトル表示設定、再生モード、プログラム(CD、ディスク挿入時)、カレントフォルダー(CD、データCD挿入時)、カレントソース、リピート再生機能の設定(オン/オフ)、ピッチコントロール(オン/オフ、CD)、ピッチコントロール値(CD)、ペアリング情報(最大8件) |
付属品 | ワイヤレスリモコン(RC-CD200BT)、RC-CD200BT用単3形電池、ラックマウントビスキット、保証書 、取扱説明書 |
オーディオ性能
周波数特性 | 20Hz~20kHz、+/-1dB(再生時、JEITA) |
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歪率 | 0.01%以下(再生時、JEITA) |
S/N比 | 90dB以上(再生時、JEITA) |
ダイナミックレンジ | 90dB以上(再生時、JEITA) |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(再生時、JEITA) |